Swami Sivananda Saraswati
スワミ・シヴァナンダ ・サラスワティ師
Swami Sivananda Saraswati
スワミ・シヴァナンダ ・サラスワティ師
シバナンダのヨガスタイルは、スワミ・シヴァナンダ師の直弟子スワミ・ヴィシュヌ・デヴァンダンダ・サラスワティが1950年代に西洋に伝えるために考案されたシンプルな中に伝統が詰まったスタイルです。スワミ・ヴィシュヌデヴァナンダ師は誰でも簡単にヨガの本質を日常生活に取り入れることができるようにヨガを5つのポイントにまとめて紹介しました。心身共に健康な生活のために、1適切な運動(アサナ)、2適切な呼吸(プラナヤマ)、3適切なリラクゼーション(シャバアサナ)、4適切な食事(ベジタリアン)、5ポジティブな思考と瞑想(ヴェーダンタとディヤーナ)。5つのポイントが通称シヴァナンダ ・ヨガの基本です。
シヴァナンダ ・クラスは世界中どこで誰が教えても同じ流れのクラスで教えることになっています。シャバアサナのリラクゼーション、マントラ唱、カパラバティとアヌロマ・ヴィローマという2種の古典的な浄化とバランスのための呼吸法(プラナヤマ)、準備運動(太陽礼拝など)、そして12の基本的なアサナという流れです。90分のクラスの中で、かなりしっかりと呼吸法をやることで気持ちよくアサナができるし、心身のエネルギーの流れにとって巧みに考えられた12ポーズの組合せは不動の安定感、安心感があります。毎回同じことを反復することで自己コントロールのための自己規律を身につけます。特別なことをしなくても、繰り返し流れを変えずに練習することで、例えばヘッドスタンド(倒立)のようなポーズが出来るようになることは自分の内側に自信を持つことにもなります。クラスはインストラクターが指導するリラクゼーションで終わります。クラスはマントラで始まり、マントラで終わります。これは、スワミ・シヴァナンダ 先生の教えである、思いやりと献身という気持ちをヨガの練習から得て、覚えておくためにとっても役立ちます。
紀子先生はシヴァナンダ ・ヨガのカナダに本部があるアシュラム(道場)で英語/日本語の同時通訳スタッフとして、講師養成コースの教師としてボランティアを2008年から続けています。これまでに20コースのSivananda教師養成コース(TTC)上級ATTCコースを4コース、アーユルヴェーダコースも4コース通訳し、日本人が英語でヨガを学べるよう日本窓口となっています。アシュラムでインド人の経験豊富な講師の通訳をしながら学び続ける彼女は、たくさんの経験と知識があります。ヨガの哲学やアサナは完全な初心者から上級者や講師たちの指導までやっています。2児の母でありながら、年に3、4回インド、カナダ、タイに家族を連れてボランティアに行く彼女はダイナミックな活発なエネルギーをたくさん持っています。一人一人の人がちゃんと充電できるよう、思いやりのある元気が出るクラスです。